STUDIO Nirone

水槽を立てる手順

水槽を立てる手順

 

この前60✕30✕36の水槽を60✕45✕45にグレードアップした際の作業を書きます。これから熱帯魚を始めようとする方の参考にでもなれば。

あくまで私の手順ですので

作業道具で準備したもの

常時使うもの
・バスタオルなどの大判タオルをできるだけ。
 水を扱うのでけっこう飛んだりしますので
・マイクロファイバー系の繊維くずの出にくいタオル
 水槽を普通のタオルで拭くと繊維くずが水槽表面についてしまうのでできれば用意しましょう。

水槽バックスクリーン貼り
・食器洗剤の1%溶液を入れたスプレーボトル(貼る面の汚れ取りと界面活性成分によりスクリーンと水槽の間に入った空気を出しやすくします。)
・ゴムヘラ
・カッターの刃

水汲み
・風呂から洗濯機へ水を移すのに使うような家庭用の小さな水中ポンプ
 水槽が大きくなると扱う水量も多くなります。水槽へ蛇口から直接入れることはやってはいけません。入れる際は何かの容器に水道水を入れ、水温を整え、塩素除去を行なってから水槽に入れます。

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・バケツなどある程度大きな水を汲み置きしておくもの
 大きな水槽では1度の水換えで10リットル単位で水を扱うので、私は家庭用の四角いゴミ箱(30リットル)を専用に用意し、ここで水温合わせや塩素除去を行った水を、ポンプを使って水槽に入れます。

1.まずは水槽の購入

写真 2013-05-11 9 14 05

 今回の水槽は

思いのほか安く、実物はガラス厚が8mmもあり満足でした。

 

2.梱包材を外し傷がないか確認

写真 2013-05-11 9 18 57

※本来ならここで水槽に水を入れ漏れがないか確認し水槽内の洗浄をするのですが、濡れたガラスは非常に滑りやすいうえに、このクラスの水槽だと20kg近くの重量があるので、1人で取り回してると角をぶつけたりして水槽を壊す可能性が高いので、この手順を水槽設置後にしました。

3.水槽背面にバックスクリーンを貼り付け
魚に壁であることを理解させぶつからないようにするため水槽背面に外側からバックスクリーンを貼ります。

まず、スプレーボトルを使って1%洗剤溶液を一面に吹き付け、繊維くずの出ないタオルで汚れを拭き取ります。ふちの方にガラスを接着した際のシリコンのカスが着いてる場合があり、これは溶液を十分な量吹きつけてから、カッターの刃で、ガラスに傷つけないよう水槽側に刃を寝かせながらこそげ落とします。

洗浄が終わったら再度溶液を吹き付けバックスクリーンを貼り、ゴムベラで中心から外側へ空気を押し出し密着させます。

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写真 2013-05-11 9 35 16バックスクリーンは水槽の背面から一回り大きいものを買いましょう。説明書には「角を合わせて」とか書いてありますが、そこは無視してとりあえず水槽背面をカバーして貼り付けられれば問題ありません。

できればここは2人で作業を行いたいです。バックスクリーンは貼りはじめの水槽との接着面積が小さいうちはずらせますが、接着面積が大きくなると貼りついてしまいずらせません。ですので、1人が一方でスクリーンを水槽のへりに固定しながら全体の位置決めをし、その後もう一人が軽く引っ張りながらもう一方に固定します。

スクリーンの余った部分はカッターの刃で切り取ります。この際もカッターをを出来るだけ水槽側に寝かせて軽く水槽の角に刃を押し付けながらこそげ取るように切り取ります。

バックスクリーンを初めて貼る時はこんな必要な道具とセットになったものを買えば便利です。

 

4.水槽の設置
水槽設置場所の水平を確認します。この水槽サイズで水量約100リットル。つまり100kgの荷重がかかります。傾斜していれば水槽内の水の圧力が水槽に均等にかからなくなり、最悪床や水槽破壊ということもあります。また、水槽直下にはウレタンなどのマットを敷きます。実際の作業では水槽の設置場所やマットの上に砂利等のゴミがないか確認してください。 

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5.洗浄と漏れの確認
水槽は販売される際、ガラスの輝きを増すためワックスを塗っている場合がありますので、水槽に水を少し入れてガラスに傷を付けない柔らかいスポンジで水槽内面を洗浄します。この場合洗剤は使いません。特にガラスの接着部分のシリコンを念入りにこすり接着剤のカスを取ります。ガラスを指でこすり「キュッ キュッ」と音が出ればオッケーです。

洗浄終了後さらに水を水槽の1/4ほど入れてはポンプで汲み出しを2度ほど繰り返し、洗浄時に使った水の濃度を下げながら最後に残った水を大判タオルで吸い取ります。

※冒頭にも書きましたが、人手があれば水槽を傾けたり動かしやすくなるので、最初に外や風呂場でバスタオルを数枚重ね敷いた上で、洗浄とその後満水まで水を入れて漏れの確認をしましょう。たとえバスタオルを何枚も重ねても角を落とすと確実に壊れますのでくれぐれも注意してください。私は水槽1本壊しました。

 

6.底面フィルターとネットの設置
今回も底面フィルターを使いますので、フィルターを水槽の底に敷きその上にフィルター内部に底砂が落ちないようネットを敷きます。ネットはホームセンターに売っていた台所の三角コーナーの水切りネットを使いました。

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いままで底面フィルターはニッソーを使っていたのですが、今回はじめてGEXのマルチベースフィルターを使ってみました。さらに投げ込み式とフィルターとのセットを購入。

 

7.底砂の投入
できるだけ手間を掛けないがモットーなので、底床材はソイルではなく大磯派です。約5~6センチの厚さに敷きます。水槽前面から徐々に後ろが高くなるように整えると、後ろに植えた水草が見やすくなったりします。今回は前の水槽の砂利を使いまわすのでそのまま使いますが、購入したばかりの大磯砂は洗ってゴミを落としてから使いましょう。場合によっては酢を使って貝殻などのアルカリ成分をある程度消してから使います。

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と敷いたらちょっと厚さが足りなかったので、事前に買っていた未使用の砂を洗って足しました。お米洗うのと同じ要領です。

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8.器具の設置
底砂を敷き終わったら、底面フィルター汲み上げ用ポンプ、ヒーター、クーラー接続用外部フィルターなど必要な器具を設置します。

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9.飼育水の投入
器具の用意ができたら塩素除去を終えた水を水槽内に投入します。ホースをそのまま水槽内に入れるとポンプの水圧で底床を掘り起こしてしまうので、大きいビニール袋にホースの口先を入れて水槽内に入れます(袋が小さいと水圧でこの袋も飛ばしてしまうのでできるだけ大きいのにしましょう)。

ここで水槽の漏れの確認も同時に行うので異常がないか目を離さないでください。

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10.満水後
満水になったら設置した器具の動作確認を行い、エアストーンを設置して酸素供給を行います。必要であれば濾過バクテリアの投入をします。

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砂利がこれまで使っていたものの再利用なので多少はバクテリアが残ってるとは思いましたが、念のため濾過バクテリアを投入しました。最近使っているのはこちら。

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11.水草、生体の導入
一晩経過した後、異常がなければまず水草を植えます。数日様子を見て水草に異常がなければ生体を入れます。水質試験の器具があればそれでアンモニア等の有害物質の有無を確認することもできます。

濾過バクテリアを投入したからといってその直後から濾過サイクルが出来上がってるわけではありませんので、生体導入後は2週間程度の間3日に1回の頻度で水槽の水1/3から1/4を水替えし、徐々に水換えの頻度を減らしていきます。

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